「心で考える」。1番大切で、1番難しいこと。

大河ドラマ 西郷どん 第6話 「願い」を持つことの意味(感想)

今回は切ない話でした。ジョン万次郎の登場も印象に残りましたが、やっぱり1番の見所は「いと」の嫁入り。

この時代の結婚というのは「家」と「家」との関係を考えて「結婚」をしなければいけない時代でした。
自分の「想い」は二の次で、お家のために結婚をしなければいけない。このような考えが当たり前でした。

でも今回の「西郷どん」の話で、この時代のアメリカではお互いに好きな者同士が結婚できるという話がでてきました。

今の私達の時代から見ればどちらの考えが良いことなのかは明らかですが、この時代の日本ではアメリカのような考えを持つことはできませんでした。

「いと」は「吉之助」に想いをよせてはいましたが、お家のための結婚を選ぶことになります。

嫁入りする前に「いと」が「吉之助」に言った「好きなもの同士が結婚できる世の中を作って。私は間に合わなかったけど。」というセリフ。

すごく切ないですよねぇ。

このセリフを聞いた時、思わず心の中で「いとちゃん!今の時代はいとちゃんの願いが現実になったよ!」と叫んでしまいました。

 

もしかすると私たちの時代で「当たり前」になっている物事のほとんどが、過去の時代では「当たり前ではない」もので、過去の人たちが「願ったもの」なのかもしれません。

「いと」ちゃんのような人達の、自由に自分が好きな人と結婚できる社会になってほしいという「願い」が、時代とともに多くの人の「心」に届き、今の時代がある。

だからこそ、今の私達というのは「当たり前」に感謝しなければいけないし、次の時代のために「願い」を持つことはすごく大事なことなのかもしれません。

今の私達の時代の中でも「当たり前であるべきことだけれど、当たり前になっていない物事」というのはまだまだたくさんあると思います。
でも私達が「〜が当たり前になればいいのに」「〜という考えが変わればいいのに」という「願い」を持ち続けることができたなら、将来、その「願い」というのは「現実」になることができると思います!

「〜は理想論だ」「〜は無理だ」と諦めるのではなく、その物事が「正しいこと」「良いこと」であるならば、私達は「願い」を持ち続けなければいけないですし、今、その願いを叶えるために少しでもできることをするということは「将来のためにもすごく大切な1歩になるんだ。」ということを感じました。

「理想論」「不可能だ」と言われるようなことこそ、すごく大切で、諦めずに「願い」を持ち続けなければいけないものなのかもしれません。

まぁ、とりあえず、私個人としましては、まずは「良い出会いがありますように」という「願い」を持って生きていこうと思います(笑)

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