「心で考える」。1番大切で、1番難しいこと。

大河ドラマ 西郷どん 第7話 「親孝しとけばよかった」と後悔しないように(感想)

自分はあまり歴史に詳しくないので、今回の第7話はまさかの展開でした。

第6話の予告で「吉之助」の母親が亡くなることは感じていましたが、まさか祖父と父まで立て続けに亡くなってしまうとは。

家族を短期間に3人も失うなんて想像もできないほど辛い出来事だと思います。

親や家族はいて当たり前という感覚がありますが、人間なのでいつかはわかれがきます。でもこれほど突然であれば「もっと親孝行しとけばよかった。」という思いが残ってしまうかもしれません。

今回の話を見ていると、自分も親孝行しとかなきゃなぁ。と思うのですが、でも今の自分には親を喜ばしてあげれることが限られています。

よくテレビでてくるような「親に家を買ってあげる」だとか、「高価なものを買ってあげる」だとかは現状では不可能です(笑)

結局今やれることというのは自分には限られていて、今、目の前にある物事に対してどういった行動を選択するのかということぐらいしかできないのかもしれません。

でも吉之助の行動を見ていると、今、目の前にある物事に対して「心を込めて行動する」ということだけでも、十分、親孝行になるんじゃないのかな。と感じさせられました。

吉之助は「斉彬のお供として江戸行きたい」という気持ちを、母親のため、家族のために諦めました。
この他にも親を安心させるために結婚を決断した行動。
病気の母に精をつけてもらおうとウナギをとりに行った行動。
母親のために西郷家にとっては高価な薬を買いに行った行動。
多くの場面で吉之助の「心」を感じることができます。

吉之助の「親のために。家族のために。」という「心」がこれらの行動に現れています。

自分のことばかりを考えて行動するのではなく、親のこと、家族のことを考え行動する。

吉之助の母が、吉之助の行動から優しさを感じたように、私達の行動というのは心を込めたものなら必ず相手に伝わります。

親孝行とは別にお金や地位がなくとも、今、目の前にあることを一生懸命心を込めておこなう。これが大切なんじゃないのかと感じました。

親が遠く離れて暮らしてしるなら、時々電話をして健康を気遣ったり。近くに住んでいるなら顔を見せに行ったり。一緒に住んでいるなら日々感謝の気持ちで向き合ったり。

人間とはいつかは寿命がきてしまいます。寿命がわかっているなら、それまでに何かしてあげよう!と親孝行の計画をたてることもできますが、実際は吉之助の家族のようにいつ何が起こるのかなど誰にもわかりません。

だからこそ、日々の生活の中での行動で親孝行を積み重ねていくことが、今できる1番の方法なのかもしれません。

まぁ、自分にとってはまずは吉之助のように「優しい心」を持てるようになることから始めなければいけませんが(笑)

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