「心で考える」。1番大切で、1番難しいこと。

大河ドラマ 「西郷どん」第37話 初心を思い出すことの大切さ(感想)

今回の「西郷どん 第37話」では、ついに吉之助が幕府側と話し合いを持つことになりました。

最初は武力のみでしか解決の道はないと頑なになっていた吉之助でしたが、徐々に昔の心をとりもどし、最終的には「民のために」という初心に帰ることで、江戸城無血開城という歴史に残る素晴らしい役割を果たしました。

篤姫との再会の時にはまだ徳川を滅ぼすことを第一に考えていた吉之助でしたが、勝海舟との話し合いの場で、その心が変化します。

勝海舟の「江戸100万の民を苦しめてつくる国に、この先どんなのぞみがあるだろうか?西郷どんが背負う新しい日本とは何だい?」との問いに、吉之助は自分の心に向き合い考えます。

「自分は何のために戦っているのか?」

「誰のために戦ってきたのか?」

その答えは簡単でした。

吉之助はこれまでずっと「民のため」に戦ってきたのですから。

しかしいつの間にか吉之助は「幕府を倒すこと」、「慶喜をうつこと」を優先させてしまい、今まで大切にしていた「民のために」という心を忘れていました。
「徳川を倒すこと」、「慶喜をうつこと」に目がくらんでしまい、何が大切なことなのかを考えられなくなっていました。

勝海舟との話し合いで、これまで1番大切にしてきた「心」を思い出した吉之助は、勝海舟の提案を受け入れ江戸を火の海にすることなく解決する方法を選ぶことができました。

初心を思い出したからこそ、自分の間違いに気づくことができました。

これは私達にもよくあることで、「〜のために頑張ろう」「〜を目標にがんばろう」と最初は思っていても、いつの間にかその心を忘れてしまうことがあります。

現在の分かりやすい例でいうと、政治家になるような人によく見られることです(笑)

最初は「国民のために頑張ろう」と思っていた人であっても、いつの間にか「お金」や「権力」に目がくらんでしまい、初心を思い出せなくなってしまった人たちがたくさんいるように思えます。

ただ、これは人間であれば誰もが陥りやすいことだと思っています。
自分のおかれた環境に誘惑が多ければ多いほど、誰もがその環境に毒されてしまう可能性があります。

吉之助のように初心を忘れてしまえば、間違ったことも平気でしてしまいますし、心で思っていたこととは逆のことまでしてしまう時もあります。(吉之助が江戸の民を苦しめてしまうところだったように)
しかもそういった時というのは、自分では気づくことができない場合が多く、誰かが指摘してくれたとしても聞く耳を持てない場合もよくあります。

だからこそ初心を思い出すというのはとても大事なことだと思います。

初心を思い出すことが大切だと知っていれば、たとえ間違った方向に進んでしまっていても、いつでもその間違いを修正することが可能です。
初心を思い出す機会をもつことができれば、何が正しくて何がいけないことなのかを考えるよい機会になります。

今の自分の行動は正しいのか?今の自分の行動は間違っていないのか?と。

私自身も環境に影響されやすく、すぐに環境に流されてしまうタイプです。
初心を忘れ、道をそれてしまうことも何度か経験しています。

初心を忘れてしまうことはどうしても起こってしまうことですが、だからこそ初心を思い出す機会を大切にしなければいけないと思っています。
自分自身としっかりと向き合い、自分が大切にしなければいけないことは何なのか?と振り返る機会を持つことこそ、正しい道を歩んでいくためには必要不可欠なことだと思います。

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