「心で考える」。1番大切で、1番難しいこと。

私達人間にとって1番重要な基礎とは?

前回は「なぜ基礎が大切なのか?」について書かせていただきました。

勉強でもスポーツでも仕事でも、基礎とは物事を成功へ導くために1番大切なことである。そのようなことを書かせていただきました。

自分の取り組んでいる(取り組もうとしている)物事の基礎は何か?を理解し、基礎をしっかりと身につけることが、物事を成功へ導く鍵となります。
全ての物事にとって基礎を大切にすることは、成功の階段を1段1段確実に進む「力」となってくれます。

ここでふと思ったことがあります。
私達って「人間」ですよね。(当たり前のことですが 笑)
勉強でもスポーツでも仕事でもそれぞれに基礎があります。が、全ての物事は私達「人間」が行いますよね?
ということは全ての物事にとって土台となるものは「人間」と言うことができると思います。
土台とは基礎を理解し身につけることで築いていくものなので、「人間」が全ての物事の土台となるなら、「人間としての基礎」をしっかり理解し身につけることは、私達がどんな物事に向き合うにせよ、1番重要なこととなりますし、成功には欠かせないはずです。

勉強でもスポーツでも仕事でも、どんな物事も全ては私達「人間」という土台の上で生かされるということになります。
全ては「人間」という土台の上で生かされるなら、「人間としての基礎」とは「基礎の中の基礎」と言うことができると思います。
つまり私達にとって1番重要な基礎とは、「人間の基礎」だということになります。

「ちょっと何言ってるかわかんない!」という方は(笑)、前回の「なぜ基礎が大切なのか?」を呼んでいただければと思います。
(「基礎が土台」という考えを元に書かせていただいています)

 

人間の基礎とは?

人間としての基礎とは何なのでしょうか?

前回書かせていただいたように、基礎とは土台です。土台が安定すれば、その上に乗せた物事も安定します。土台が不安定であれば、その上に乗せた物事も不安定になってしまいます。
安定すれば、さらにその上に物を乗せることができますが、不安定であれば上に物を乗せることが難しくなります。

人間の基礎を理解し身につけることは、物事を成功に導くためには必要不可欠なことだと言えます。
逆に人間の基礎が身についていない場合には、物事がうまくいかないということになります。(たとえ物事がうまくいっているように見えても、土台が不安定なので、いつ成功の階段から転げ落ちてもおかしくないような状態になっています。)

だからこそ人間の基礎とは何か?ということを理解し、身につけることは大切なことです。

そしてその「人間の基礎とは何か?」を考える上で1番参考になるのが、私達人間という土台の上に何かを乗せた時に、安定したり不安定になる「要因」について考えてみることだと思います。

例えば、この世の中にはたくさんの便利な道具がありますよね?「車」などは今の私達には欠かせない道具となっています。
車は安全に、法律を守り運転していれば、私達人間にとってはとても便利な道具です。しかし現実は法律を守らずに車を利用する人達が少なからず存在します。

飲酒運転などはその最たるものの1つだと思います。
車は素晴らしい発明で、ルールを守って使用すれば便利な道具ですが、お酒を飲み運転すれば便利な道具だったものが凶器に変わってしまいます。
自己中心的な考え。飲酒運転の危険性を考えず、お酒を飲んだのにもかかわらず車を運転してしまえば、人を傷つける道具にもなりえます。

使う側の人間の「心がけ」次第で車は便利な道具にも、人の命を簡単に奪う凶器にもなりえます。

このことは、他の様々な道具にも当てはまります。
どんな優れた発明でも、それを使う人間の「心」によって便利な道具にも、人を傷つけるものにもなりえます。

ライト兄弟で有名な「飛行機」もその1つです。
飛行機は素晴らしい発明で、私達が速く遠くへ移動するためには大変便利な道具と言えます。もちろんライト兄弟は純粋に空を飛ぶことを夢見て飛行機を製作したにすぎません。
しかし、その技術を他の用途に使おうと考えた人達もいます。飛行機が爆弾を積めば、戦闘機になります。便利な道具が使われ方によって凶器に変わってしまいます。

「飛行機」「車」同様、使用する人間の「心」次第で、便利なものにも、凶器にも変わってしまいます。

また道具以外にも人間の「心」次第で、物事は左右されています。

例えば、コミュニケーション能力。

人と仲良くなったり、人を話術で喜ばせたり。うまく生かすことができれば、仕事や私生活など、様々な場面で活躍すること間違いなし!の能力。
しかしこのせっかくの素晴らしい「力」を悪用してしまう人達もいます。
詐欺師などは、このコミュニケーション能力を悪用することで、人を騙し自分が利益を得ようとします。

コミュニケーション能力も私達人間の「心」次第で、生かすことも悪用することも可能です。

これらの例について考えてみると(車、飛行機、コミュニケーション能力)、私達人間というのは「心」を土台として物事を左右していると言うことができるのではないのでしょうか?

「心」という土台が「良い心」であれば、優れた発明や優れた能力を、人の幸せや社会の安定といった、良い結果をもたらせる「力」にすることができますが、「心」という土台が「良くない心」であれば、どれほど優れた発明、どれほど優れた能力を持っていても、人を不幸にしたり、不安定な社会を作る原因となり、悪い結果をもたらしてしまうことになります。

つまり「心」とは全ての土台となるものであり、人間の基礎とはこの「心」をどれだけコントロールできるか。ということになります。

「思いやり、愛情、感謝、謙虚さ」などの「良い心」を土台とし、「我欲、怒り、憎しみ、傲慢さ」などの「良くない心」が土台にならないよう「心」をコントロールする力を身につける。

私達が子供の頃から良く言われているようなこと。

「人として大切な心」で物事に向き合うことが、人間の基礎だと言うことができると思います。

 

人間の基礎の重要性

ここまで読んでくださった方の中には「良い心を土台にすることなんて当たり前だ!」とか、「そんな当たり前のこと言われなくてもできている」と感じている方もたくさんおられるかとは思います。
(小学生でも知っているようなことなので。)

でも、実際に様々な場面で良い心を土台として物事に向き合うというのは、大変難しいことです。
目の前の「欲」に目がくらんでしまうのが、人間という生き物だと思います。(もちろん、私もその中の1人です)

政治家の汚職問題や企業の不正がなくならないのも、すべてこの「人間の基礎」を疎かにしてしまうことが原因です。
地位や権力を得たり、既存の利益を守ることに目がくらんでしまうと、いつの間にか人間の基礎を疎かに行動してしまうのが人間という生き物なのかもしれません。

いくら頭が良くても、素晴らしい技術を持っていても、その土台である人間の基礎が不安定になってしまっては、成功の階段を登り続けることはできません。

政治家になれるほどたくさんのことを学び努力してきた方でも(たまに偶然政治家になれたような人もいますが 笑)、人間の基礎を大切にできなければ、政務活動費の問題、忖度政治などと言われるような問題を引き起こしてしまいます。

素晴らしい技術などで消費者の心を掴んだ会社でも、目の前の利益に目がくらみ、人間の基礎を大切にできなければ、すぐに消費者の信頼を失うことになります。
燃費不正問題や食品偽装の問題なども人間の基礎を疎かにしてしまったことで起きた出来事の1つです。

私達が現在暮らしている社会というのは、じつはすごく様々な誘惑があり、人間の基礎を疎かにしてしまいやすい環境にあります。
目先の欲に負け、一時的な利益のために行動していしまい、長い目で見ると失敗してしまったような例は、歴史を振り返ってみると数え切れません。

私達が今直面している問題である「環境問題」もその1つです。

私達人間は便利で暮らしやすい社会をつくろうと、様々な道具を発明してきました。近年は特にものすごいスピードで社会は変化ています。
車などの乗り物の進化、コンピューター、スマホ、インターネット。どれをとってもすごい進歩だと思います。

一見すると、この社会の発展は「人間が暮らしやすい社会」という思いが込められているので、人間の基礎である「良い心」が土台となっているように思えます。
でも本当に「良い心」だけが土台となっているのでしょうか?

確かに便利な社会にはなりました。一見すると以前の時代よりも暮らしが豊かになっているのでこの社会は成功の道を順調に歩んでいるように思えます。
人間の基礎である「良い心」を土台とし、成功の階段を1段1段積み重ねていけているように思えます。

でも実際は地球の環境は急速に悪化していき、異常気象による脅威は年々増してきています。日本でも近年では異常気象による自然災害の影響で多くの方が苦しんでいます。
自然災害なので「どうしようもない」というような気持ちになりがちですが、この異常気象を引き起こした1番の原因は私達人間です。

自分達が暮らしやすい社会、今の自分達の暮らしの豊かさを求めすぎるあまり、将来の人達のこと、未来の地球の環境への思いやりに欠ける「良くない心」が土台となって行動してしまっている部分があるのではないのでしょうか?

近年の温暖化などは、まさに私達人間の「良くない心」が引き起こしている悪循環の1つです。
私達人間は便利で豊かな社会を築こうと、様々な便利な道具を作り出すことに成功しました。が、その一方で大気汚染などが急激に進み、特にこの数十年で、温暖化はすごいスピードで進んでいます。
温暖化が進み、夏などはその暑さに対処するために、今では冷房に頼らざるおえない環境になってしまいました。
しかし、冷房に頼りすぎるとさらに温暖化を進める原因の1つとなります。
温暖化が進むにつれて、冷房の使用も増やさざるおえなくなり、どんどん温暖化が進んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。

土台の不安定さ人間の基礎を疎かにしてしまっている部分が、地球環境の悪化、温暖化などの近年の異常気象という形で表れているんだと私は感じています。
(偉そうに書いていますが、私も環境問題を引き起こしている原因の一部です。)

どれだけ勉強しても、どれだけ素晴らしい技術をもっていても、その能力を乗せる土台がしっかりしていなければ、本当の意味で自分の身につけた力を生かすことはできません。それどころか自分達の首を締める結果になってしまいます。(環境問題などのように)
しっかりとした土台を作っているつもりでも、自身がおかれる環境によって土台が不安定になることもあります。(傲慢になったり、目先の欲にとらわれてしまったり)
土台が不安定になれば、自分の持っている能力を生かす方向を間違えてしまったりと、いつ足元をすくわれてもおかしくないような状態に陥ってしまいます。

でも逆に、人間の基礎の重要性をしっかりと理解し、「良い心」で物事に向き合うことができれば、必ず成功への道が開けます。

環境問題に関しても、LEDエコ家電電気自動車など、少しずつですが環境に配慮した発明が増えてきました。
パリ協定のように、地球の環境に配慮された条約も締結されました。

失敗や困難に直面した時こそ、「良い心」を土台にすること、人間の基礎を大切にすることができれば、私達人間の「力」「問題を解決するための力、困難に立ち向かうための力」に変えることができることの表れだと思います。

 

「人間の基礎」とは私達が思っている以上に大切で、しっかりとした土台を築き物事に向き合うことは思った以上に難しいことです。

人間の基礎を疎かにしたまま前に進んだとしても、いつかは人間の基礎の重要性に向き合わなければいけない時がきます。
環境問題がそうであるように、勉強やスポーツ、仕事でも同じだと思います。

そして人間の基礎の重要性に気づき、理解し、身につけ行動できた時、私達は本当の意味で自分達が持っている「力」を社会のため、周りの人達のため、自分達のために生かすことができるのではないのでしょうか?
(人間の基礎を身につけるということは、目先のことにとらわれず、大局的に物事を考えられるということにつながります)

私達にとって1番重要な基礎、物事を左右する1番重要な土台は「人間の基礎()である。そう私は感じています。
(偉そうに書いていますが、私が人間の基礎をしっかりとできているかは、また別の話です 笑)

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