「心で考える」。1番大切で、1番難しいこと。

大河ドラマ 西郷どん第10話 泣き虫だけれど強い人(感想)

「西郷どん」第10話の感想です!

今回の話は、将軍のお嫁に行くために、篤姫が「もす」などの方言を直す練習をしたり(笑)、将軍家を取り巻く権力争いの一旦を垣間見れる場面など、今後が楽しみになるような展開でした。

吉之助はまだ藩主である斉彬のお付き(密偵)になってから日が浅いので、私達視聴者と同じぐらい、藩のことについては何もしらないですが(笑)、一途でまっすぐな吉之助がこれから藩の内情を知っていくうえで、どのような心境の変化が生まれるかが個人的には楽しみです!
(できれば純粋なままの吉之助でいてほしい!)

で、今回の西郷どんで個人的に心に響いた場面についてなのですが、やっぱり私としましては、吉之助の純粋できれいな心が垣間見えた場面に心をうたれましたね。

篤姫が父(養父)の死を知らされたこによる悲しさや寂しさから海を見るために藩からこっそり抜け出した時、篤姫を探し当てた吉之助が、篤姫が1人で藩から抜け出した理由を知った場面。

篤姫の悲しみを自分のことのように感じ涙を流した吉之助の姿。

男は簡単に涙を見せるものじゃない!とよく言われますが、私は性別など関係なく、誰かのために涙を流せるということは、すごく素晴らしいことであり、すごく大切なことなんじゃないのかなぁ。と思っています。
たとえ大人の男の人が涙を見せても、その人の「弱さ」を現すものではないと思います。

誰かのために涙を流せる人というのは、弱いから泣いているのではなく、愛情深く、心のやさしさゆえに涙を流します。
相手の気持ちを自分のことのように考えることができる「心」だからこそ涙が溢れてきます。

男なのに涙を見せるなんて「弱い人」だと思う人はたくさんいるかもしれません。
でも、私は他人のために涙を流せる人とは逆に「強い人」なんじゃないのかな。と思っています。

だって、自分だって辛いことや苦しいことがあるはずなのに、それに加えて、相手の辛さや苦しみを自分のことのように感じてあげようとするんですから!

誰だって辛いことや苦しいことなんて少ないほうがいいに決まっています。
でも吉之助のように辛さや痛みを伴おうとも、相手の気持ちを考えて行動するということは「強い人」ではないとできないと思います。

もちろんただ相手を思うだけで、行動に結び付いていない私のような人は、まだまだ「強い人」とは言えません。
私のように「〜はかわいそうだなぁ」「〜のために何かしてあげたいなぁ」と思うだけで、その気持ちが持続せず、行動に移せない人はまだまだ「弱い人」です(笑)

なのでただ相手の気持ちを考えることだけでなく、吉之助のように涙を流したその想いを力に変え行動することができる人こそ、本当に「強い人」だと思います!

ただ最後に一言いわせていただきますと、私のように「他人の気持ちを考え涙できる人」は、吉之助のような「強い人」になれる可能性をひめていますので、あとは頑張って行動に移せるようになるだけですからね!

最後は自分のフォローをして今回の西郷どん10話の感想とさせていただきます。
(こいう自分のフォローを書かずにはいられない器の小さなところも、私の「弱さ」なんでしょうけど 笑)

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